pg_send_query

(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5)

pg_send_query --  非同期クエリを送信する

説明

bool pg_send_query ( resource connection, string query )

bool pg_send_query ( string query )

pg_send_query() は、connection に非同期クエリを送信します。pg_query() とは異なり、 PostgreSQL へ一度に複数のクエリを送信することができ、 pg_get_result() を用いて結果を一つずつ取得することが 可能です。

スクリプトの実行は、クエリを実行中もブロックされません。 接続がビジーである(すなわち、クエリが実行中である)ことを調べるには、 pg_connection_busy() を使用してください。 クエリは、pg_cancel_query() をコールすることにより キャンセルすることが可能です。

ユーザは複数のクエリを一度に送信することができますが、 複数のクエリをビジー状態の接続に送信することはできません。 クエリがビジー状態の接続に送信された場合、最後のクエリが 終了するまで待ち、全ての結果は破棄されます。

パラメータ

connection

PostgreSQL データベース接続リソース。connection が指定されていない場合はデフォルトの接続が使用されます。 デフォルトの接続は、直近の pg_connect() あるいは pg_pconnect() によって作成されたものです。

query

実行するひとつまたは複数の SQL 文。

返り値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

クエリの結果を利用するには pg_get_result() を使用します。

例 1. pg_send_query() の例

<?php
  $dbconn
= pg_connect("dbname=publisher") or die("Could not connect");

  if (!
pg_connection_busy($dbconn)) {
      
pg_send_query($dbconn, "select * from authors; select count(*) from authors;");
  }
  
  
$res1 = pg_get_result($dbconn);
  echo
"First call to pg_get_result(): $res1\n";
  
$rows1 = pg_num_rows($res1);
  echo
"$res1 has $rows1 records\n\n";
  
  
$res2 = pg_get_result($dbconn);
  echo
"Second call to pg_get_result(): $res2\n";
  
$rows2 = pg_num_rows($res2);
  echo
"$res2 has $rows2 records\n";
?>

上の例の出力は以下となります。

First call to pg_get_result(): Resource id #3
Resource id #3 has 3 records

Second call to pg_get_result(): Resource id #4
Resource id #4 has 1 records

参考

pg_query()
pg_cancel_query()
pg_get_result()
pg_connection_busy()