yaz_es

(PECL)

yaz_es --  拡張サービスのリクエストを準備する

説明

void yes_es ( resource id, string type, array args )

この関数は、拡張サービスのリクエストを準備します。 拡張サービスとは、レコードの更新や蔵書の注文、データベースの管理などの Z39.50 のさまざまな機能のことです。

注意: Z39.50 サーバの多くは、拡張サービスをサポートしていません。

yes_es() は、拡張サービスリクエストのパッケージを作成し、 それを操作キューに配置します。リクエストをサーバに送信するには yaz_wait() を使用します。 yaz_wait() の処理が完了すると、拡張サービス操作の結果が yaz_es_result() で取得できるようになります。

パラメータ

id

yaz_connect() が返す接続リソース。

type

拡張サービスの形式を表す文字列。 itemorder (蔵書の注文)、 create (データベースの作成)、 drop (データベースの削除)、 commit (操作のコミット)、 update (レコードの更新)、 xmlupdate (XMLの更新) のいずれかです。 個々の形式については、以下の節で指定されます。

args

拡張サービスのオプションに加えてパッケージ固有のオプションを指定する配列。 オプションの形式は、ZOOM C の C API で提供されているものと同じです。 ZOOM Extended Services を参照ください。

返り値

値を返しません。

例 1. レコードの更新

<?php
$con
= yaz_connect("myhost/database");
$args = array (
    
"record" => "<gils><title>some title</title></gils>",
    
"syntax" => "xml",
    
"action" => "specialUpdate"
);
yaz_es($con, "update", $args);
yaz_wait();
$result = yaz_es_result($id);
?>

参考

yaz_es_result()